一人暮らしに鉄則が存在すっぜ

一人暮らしの時、健康と美容を考え、会社帰りにフィットネスへ。出不精になりがちだからさ。帰宅時間を気にする必要は無い、自由気ままな一人暮らし。

でもヘトヘト、料理作りたくないから、よくファミレスへ行った。明日の為に「かつ丼」。豚肉に含まれるビタミンが、疲れを取るとか。

ガッツリ食べ、帰ったら即行ぐっすり寝る。これ、一人暮らしの鉄則。

いつもカウンター席にどっかり座り、夜遅くモリモリ食べる私に、店員さんは「忘れ物です」と言いながら、傘を渡してくれた。

ヘトヘトのペコペコで覚えて無かったが、話せばロッカールームで話題だったらしく、夜働いてる人だと思われてた。

傘に張り紙があり、「カウンターに来る、派手目な女性の忘れ物」まじ?金融関係だ、こら。そこから挨拶、ちょっと身の上話を聞いたりね。夜遅いのに、結構主婦も存在。

「旦那の給料だけじゃ…」「娘も一人暮らしなのよね」若い子は「劇団員で就職出来ません。時間がね。

「浪人。勉強よりバイトの方が、生きてる感じする」食事の半時程、彼らはつぶやく。